ライブでのオンライン授業

大学院のプログラムも折り返しを過ぎましたが、ここにきて初めてライブ(リアルタイム)でオンライン授業を受ける機会がやってきました。

この先生はFinanceの授業を担当しているのですが、「みんなの理解が大事」という熱いパッションを持っていて、今年からオンラインコースにもzoomでの授業を取り入れているそうです。そもそもアメリカのオンライン大学院のプログラムは「いつでも、どこでも勉強できる」ことを売りにしているので、参加時間の指定が必要となるライブ授業を組み込む先生はほとんどいません。(zoom利用が頻繁になったコロナ以降はライブの授業も増えるかもしれません。)このzoom授業も参加自由で、出ても出なくても点数には影響しないそうです。授業の時間は現地の午前11時(日本時間、夜12時)となかなか厳しい時間帯でしたが、せっかくなので参加してみることにしました。

とはいえ、ちょっと及び腰の1回目は出席を見合わせ、とりあえず録画された授業を見てみることに。どうやら私の英語力でも双方向のコミュニケーションができそうだなと思えたので、満を持して(?)2回目の授業に参加しました。

海外からの外国人の出席は先生も経験が無いようで、先生もちょっと興奮気味。「日本から参加してくれてうれしいよ」とか、「こっちは夜でちょっと眠たいけど頑張ります」とか挨拶しながら、先生は私の英語力を確認。とりあえず英語を話せるヤツがきた、と安心されたご様子。出席するほうも、されるほうも、気を遣います。(笑)

クラスには20人くらい在籍しているのですが、このzoom授業に参加していたのは7名でした。先生は出席者全員に順番に質問をするようにして、もれなく発言の機会を与えるようにしていました。こちらは発言が重複しないように他の人の話もしっかり聞いていないといけないので、気を抜けない1時間でした。

最後に何か質問はと聞かれたので、聞き逃してしまったポイントを質問。そもそもほかの学生が質問しないということは、確実に私のリスニングが問題で聞き逃したのだろうと想像はつくのですが、わからないことがあるときは臆することなく質問することにしています。たいていの先生は嫌がらずにもう一度説明してくれます。

翌日、録画された授業が公開されていたので、自分の理解が正しかったかどうかあらためて視聴しました。すると、やっぱり間違えて理解してしまっていたところがあって、もっとリスニング力を鍛えなければいけないな~と反省。

何はともあれ、ライブ授業を経験できてとってもラッキーでした。残りのライブ授業も頑張って出席しようと思います。

余談ですが、私が英語を勉強する過程で一番苦労しているのが、カジュアルな会話を聞き取れないこと。英語学習の教材ばかり聞いていたのでナチュラルな会話を聞き取る機会が少なすぎたようです。アメリカのドラマを見るようにしてから、そのあたりの苦手が少しずつ克服できてきました。授業では先生のクリアな説明だけではなく、他の学生の発言も聞き取る必要があるので、思いがけない発音やスピードに出会うこともよくあります。英語学習の教材の音源を中心にリスニングの勉強されている方は、ぜひ参考にしてみてください。