良い先生とは

夏学期が始まって2週間が過ぎました。先週は1週間で通常の2週間分のアサインメントを提出しました。短い夏学期を実感しています。

今回受講しているクラスのうち、ひとつのクラスは採点の厳しい先生にあたってしまいました。”こうあるべき”という回答から少しでも外れているとビシッと指摘して点数も相応にしかくれません。自分なりにはいいエッセイが書けたなと思っているのに厳しく採点されると、やっぱりがっかりしてしまうのですが、じゃあ、そういった先生が悪いかというと、(頑なで気が合わなそうだなとは思いつつも(苦笑))悪い先生とはいえないんだろうなと思います。

前学期のある先生は非常に寛大で、提出するエッセイに片っ端から満点をくれました。これはだいぶ気が合う先生なのだろうと思い、学期末のリサーチペーパーは気合を入れて調べて書いて提出しました。期待していた反応は、「この点は面白いね」とか「この点はもっと調べるべきだ」とか「ここは自分は違う意見を持っている」とか、要はなんでもいいので今後の参考になる意見をもらいたかったのです。でも、いざ採点されると、満点でコメントが「Excellent paper! Well done」。あれ~?あんなに調べて提出したのに、たった4語で返されちゃった。もしかして、私はこの先生を買いかぶっていたのでは?結局、この科目は学期を通じて99%という驚きのスコアをたたき出したのですが、なんだか残念な後味で終わったのでした。

そんなことを経験した後なので、私としては適当に満点をくれる先生よりも、今回の厳しい先生のほうがやりがいがあるなと感じています。(でも、友達にはなれない(と向こうも思っているに違いない(笑)))とはいえ、よい点数で修了して履歴書にスコアを書きたい学生は「やばい先生にあたっちゃったよ」って思ってるんだろうな。