自分の意見を書く

大学院ではおおむね毎週、エッセイを書いて提出します。その週の課題があって、その週に読むべきテキストや記事を読んで、エッセイを書きます。数年前にコミュニティカレッジでエッセイの書き方を勉強した時、「I(私)を主語にしない」と勉強しました。客観的な事実を述べたり、議論を展開するため、「私は~と思う」という文章は説得力がないという意味なのだと理解しました。

ですが、この前エッセイを提出したら、教授から「自分がどう思っているのかを書くことを怖がらなくていい」と指摘されました。混乱してしまったので、プライベートの英会話の先生に「Iって使ってもいいのかな?」と聞いたら、「Iではじまる文章で自分の意見を主張するのは説得力があるよ」と言われました。いままで、ひたすら「I」を使わない文章をひねり出してきたのに。。。

そもそも、私が日本の義務教育で勉強したのは、「質問に対して正しい答えを出すこと」で、「自分の意見を主張する」という勉強はほとんどありませんでした。教授に指摘されて以来、エッセイを書くたびに、どうやって自分の意見を主張するのか、ということを考えるようになりました。

余談ですが、勉強以外では、自分の思うことを素直に主張して生きてきています。