ディスカッション

先生は学生が積極的にクラスに参加することを求めます。現地で授業を受けると、学生は遠慮せずに自分の意見を言います。先生は余程のことがない限り「間違っている」とは言いません。人の意見を聞いて、自分の考えを言って、そのトピックに対する考えを深めていきます。先生の話を聞くだけでなく、意見を交わすことも”クラスに参加する”ことなので、そうした姿勢を評価に繋げる先生もいます。

そして、先生はそれをオンラインのクラスでも実現します。どのクラスも、少なくとも月に1回はディスカッションページが設けられ、学生同士で意見を出し合います。自分の意見を載せるだけでなく、他者の意見にreplyで意見を返します。学生もオンライン授業に慣れているので、他の人に意見するときにはひととおり褒めてから気になる点や反対意見を言う、というような不文律で、文字のやりとりで不快にならないよう気を遣っています。

いつもクラスが始まると、先生は学生に自己紹介のメールを自分に送るよう求めます。今はまだ海外から授業を受ける人が少ないので、「日本人で東京から受けています」と書くだけで充分インパクトはありますが、さらに「ほかの学生とは違った視点で意見を述べることでクラスに貢献したいと思います」と書くと、より一層ポジティブな印象を与えることができるのでお勧めです。