Halftime show

今年も2月がやってきました。スーパーボールが開催されます。

テキサスに引っ越してほどなくして、多くのアメリカ人はアメリカンフットボールをこよなく愛していることを知りました。なかでも、プロ野球のワールドシリーズにあたる「Super Bowl」は全米の人が注目しているらしいこともわかりました。

渡米して半年、夫から「会社の人がスーパーボールの日に家でパーティをするらしい」と聞かされ、ルール全然わかんないし~とぶつぶつ言いながらも、どんなパーティなんだろうという好奇心を抑えきれず、お邪魔させてもらうことになりました。

家にはご家族の手料理や、持ち込まれたワインとビールがたくさん並んでいました。そして、手渡されたのがビンゴカード。書かれているのは数字ではなく、会社や製品の名前。聞くと、テレビ中継の間にコマーシャルが流れるから、その製品が出たらチェックして、早く並んだ人が勝ち、とのこと。コマーシャルもスーパーボールのために特別に作ったコマーシャルなんだとか。確かに普段は見ない、手の込んだCMばかり流れていました。

そして、何より私の心をつかんだのがHalftime Show。その年は2014年、当時大注目の男性歌手、Bruno Marsが出るということで、始まる前からみんなわくわくしていました。個人的には思い入れのある歌手ではなかったのですが、ショーが始まった途端、テレビにくぎ付け。歌やダンスだけではなく、ステージや衣装、演出全てが、年に一度の特別なイベントのためだけのもので、とても贅沢でした。

結局、アメフトのルールはわからないまま、ハーフタイムショーだけは毎年欠かさず見て、今日に至ります。今はyoutubeでいつでも昔のを見れるので、ちょっと、気合を入れたいときに、お気に入りのを見ています。以下、勝手ながら、個人的なお気に入りリスト。

2017年Lady Gaga:日本に帰ってきた直後のHalftime show。住んでいたヒューストンでの開催。ヒューストンでみんなと味わえなかったのがとても残念。Gaga好きではなかったけど、このステージは彼女の気合が半端なくてすっかり好きになりました。ゲストを呼ぶアーティストが多い中、彼女は一人でやり切ります。最高です。

2013年Byonce:実は最近はじめて見たのですが、こちらも気合が半端ない。女性ってこんなに”かっこよく”なれるんだ!って思います。

2014年Bruno Mars:最初にHalftime Showの醍醐味を教えてくれた記念すべき年。とにかく、金色でゴージャスです。

2015年Katy Perry:キュートなのにタフ。輝いています!

2016年Coldplay:Coldplayいいよ~と友達からさんざん言われていたのに、いまいちわからなかったけど、今はこれを見ると、確かにいいね!と思います。基本的にゲストが出るのは好きじゃないけど、この回のゲストはBrunoとBeyonceで豪華すぎ。

ちょっとがっかりは2019年Maroon5。アメリカに住んでいた時Maroon5が大好きで、帰国した後も毎年、今年こそ、今年こそと願い、ようやくかなった2019年。でも、あれ?なんか、期待外れ。