アメリカの起業家精神

Entrepreneurship

現在取っているリーダーシップコミュニケーションのクラスで、実在のまたは架空の会社のvision、mission, valueを作るという課題がありました。「みんな自分が今働いている会社を想定して作るのかな~」と思っていたのですが、ディスカッションに提出されてきたエッセイを見ると、多くの人が”自分で新たなビジネスをはじめる”ことを想定していました。もちろん、架空の会社を想定するほうがゼロからvision, mission, valueを作りやすいという背景もあったのだと思いますが、32人中20人が架空の会社を想定し、内5人が実際に自分でビジネスを始める予定または始めているというのは、私にはとても新鮮でした。アメリカの学生にとって、新しいビジネスをはじめるという考え方は特別ではないことを感じさせます。

Small Business

この課題をしたときに、以前ヒューストンでコミュニティカレッジに通っていた時、カレッジがsmall business(個人がビジネスをすること)を推進、サポートしているのを思い出しました。(HCC Small Business Development & Entrepreneurship Center) 確かどこかの企業が出資して、small businessのコンテストを実施していたのですが、それを説明する先生が「small businessを推進するのは、仕事が増えるから(=失業を減らせるから)」と言っていたのが記憶に残っています。そのほかにも、イノベーションを生み出すとか、マイノリティが自立するためという目的があるようです。起業することがとても身近に感じられる国です。

Reference:
Exploring Business. the University of Minnesota Libraries Publishing. https://open.lib.umn.edu/exploringbusiness/chapter/5-2-the-importance-of-small-business-to-the-u-s-economy/