レポートの資料探し

毎週500から1000wordsのエッセイを書きますが、その前提として、テキスト1~2章+1~2つの記事やリサーチペーパーを読むよう指示されます。仕事をしながら大学院を受講していた時は、平日の空いた時間と土曜日にそれらをざっと読んで、日曜日にエッセイを書き上げてあわてて提出していましたが、一日中勉強をしていい環境になると、欲が出て、せっかく勉強しているのだからもう少し詳しく調べてから書こうと思うようになりました。

講師がエッセイを採点する際も、ただ指定した読み物から引用して正しい説明をするだけではいい点数をくれません。自分の経験や、社会で起こった出来事などを背景に、自分はこう思うという意見を表現してはじめて、よく考えたと評価されるようです。

とはいえ、深く考察するための資料探しには意外と時間がかかります。資料探しは通常のウェブ検索と、大学のオンラインライブラリで行います。大学はオンラインライブラリを充実させているので、そこで検索すれば過去の新聞や専門誌の記事をpdfで閲覧できます。通常のウェブ検索の資料も参考文献として使えるものの、新聞社や出版社、公的機関など、情報の出元が確かでない参考文献として認められません。特に、大学はわざわざ「wikipediaは参考資料として認めません。」と言っています。(日常的にはwikiにお世話になっています。)

下手をすると一つの情報を見つけるために半日がかりということもあります。でも、いろいろ探している間に目に入る情報で「こういう考え方もあるのか」と思い直したりすると、無駄ではないんだろうなとも思います。きっと昔は大学の図書館で本をめくりながらあれこれ考えたり、思わず読み込んだりしたんでしょうね。インターネットの検索でも、少しでもそれを味わいたいなあと思います。