7B. 大学院

大学院の授業は基本的にコミュニティカレッジと同じスタイルでしたが、大学院のほうが評価が厳しく、論理的で専門性の高いエッセイでないといい点数がもらえませんでした。また、ひとクラス2冊のテキストが設定されることもあったので、コミュニティカレッジでアメリカの授業スタイルに慣れておいたおことが、限られた時間で量をこなすのに役立ちました。

大学院では、働きながら単位取得を目指す学生が多いため、夜の授業やオンラインの授業も多く提供されています。私も通学とオンラインのクラスの両方を受講しましたが、私が受講したオンラインのクラスでは、講義そのものの動画が提供されることは少なく、専門のWebサイトでスケジュールに沿って学習の指示を受けたり、資料が提供されたり、小テストを受けたりするものでした。オンラインの授業でもグループワークがあり、GroupMeやGoogle Hangoutsといったアプリでメンバーと連絡を取り合い、Google Docsを使って共同でエッセイを仕上げたりしました。

期末試験もWebカメラで試験監督を受けながら、自宅からインターネットで受けることもできます。こうした新しいテクノロジーを躊躇なく使うのもアメリカの特徴だと感じましたが、できる限りface-to-faceの授業を取るように心がけました。教授やクラスメートと会うほうが、英語でのコミュニケーション力を養い、親交を深めることができるのでお勧めです。