4. 公立学校の授業料減額制度とテキスト代

私が住んでいたテキサス州では、州に1年以上住んでいるとコミュニティカレッジや公立大学の授業料が約半額になる制度がありました。具体的な手続きは大学によって異なるので、大学の窓口に聞いてみてください。私の場合は、ビザとパスポート、夫の確定申告のコピー、夫の会社に発行してもらった居住証明書、婚姻証明書等を提出して適用されました。いろいろな書類を出さなければいけないので、ちょっと面倒です。

また、アメリカの大学ではテキストがとても高額です。1冊200ドル近くすることもよくありました。アメリカの大学にも日本の大学でいう「生協」があって、テキストを売っていました。生協はオンラインの書店と提携していて、Webでテキストを発注して送ってもらうこともできました。私は古本のテキストをよく利用しました。

私の場合、調べた単語の意味を余白に書き込みたかったので紙のテキストを購入していましたが、電子版のテキストももちろんあります。電子版の場合、購入するほかにも「レンタル」という制度があって、一学期間だけ読むことができる安い利用方法がありました。必須科目だけど、将来読みたいとは思わないような、あまり思い入れのない科目にはおすすめです。