大学院へは１年間通い、春学期３クラス、夏学期１クラス、秋学期２クラスを受講しました。秋学期はもともと３クラス申し込んでいたのですが、そのうち１クラス（オンライン）の質が悪かったのでwithdraw（申し込み取りやめ）しました。
私はオンラインのHuman Resource Managementのプログラムをとっていましたが、必須クラスのいくつかはMBAと重複していて、それらはオンラインだけではなく、キャンパスでも授業を行っていました。そういったクラスはなるべくキャンパスに行って受講するようにしていましたが、思い返すと、教室での授業はとても印象に残っています。
あるクラスでは、女性３人でグループワークをしました。自分を含めた全員が主婦で、一人はインド人、一人はイタリア系のアメリカ人でした。彼女たちは子育てをしながらMBAの取得を目指していて、特にイタリア系アメリカ人の彼女はフルタイムの仕事もしていたし、子供だけではなく猫の面倒も見ていました。二人とも本当に頑張り屋さんで、さらに、私の低い英会話力にも辛抱強く相手をして、いつも励ましてくれました。
さらに別のクラスでは、アメリカ人の男性３人と先のインド人の彼女、そして私の５人でグループワークを行いました。先生はユニークでTeamworkとLeadershipを学ぶためにミュージカルを作って発表することを私たちに課しました。空き教室で練習していると、私たちの様子を見た他のクラスの女の子が「そのクラスを取らなくて本当によかったわ」と笑っていました。でも、先生の狙い通り、異文化のバックグラウンドをもつメンバーがお互いを理解しながら一つのものを作り上げることからたくさんの経験を得ることができました。ミュージカルも大成功で、楽しかった思い出のひとつです。
